営業職について(商社営業編)
商社営業ってどんな仕事?
商社って?
商社とは、生産者と消費者のパイプ役となり「モノ」を取引する会社です。
メーカーは商品の原材料を少ない在庫リスクかつ低コストで仕入れることが重要となります。そこで専門知識の豊富な商社が代行して、適量の原材料を仕入れ、適正な価格でメーカーに安定供給するのです。
商社には、幅広い商品・サービスを取り扱う「総合商社」と特定の分野に特化した「専門商社」があります。
日本では下記の7社が「総合商社7社」として知られています。
総合商社7社
商社営業の仕事内容
商社営業の仕事内容は、担当する取引によって大きく違いがあります。 しかし、どれも共通していることは、世界を股に掛けて仕事をするということです。
世界中に存在する生産者の情報を細かく調査し、より有利な取引ができるように交渉します。もちろん、日本国内のみで取引することもあります。
商社営業のやりがい
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自分の目利きが評価につながる!
メーカー営業は、売る物が決まっていますが、商社営業は基本的に何でも売ることが可能です。自分で売れそうな物を見つけ出し、それがヒットにつながれば、それは自分自身の手柄になり評価されます。 -
ダイナミックな仕事ができる!
数億円~数百億円という大規模の取引を担当する機会もあり、よりダイナミックな仕事が経験できます。
求められる能力
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高い語学力!
現地に行って、直接外国人生産者と話す機会などもあるため、高い語学力を持っている人材を求める企業が増えています。 -
タフな精神力!
海外を相手にすることが多いため、交渉時間も日本時間ではありません。そのため、夜中や早朝といった時間に働くための、タフな精神力が必要です。
求人情報
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日本標準産業分類で業種を知る
日本標準産業分類って?
前回は業種と職種の違いについて解説させて頂きましたが、その業種の説明に出てきた「日本標準産業分類」について今日は簡単に紹介しておきます。
Wikipediaによると、
日本標準産業分類(にほんひょうじゅんさんぎょうぶんるい、英語: Japan Standard Industrial Classification)とは、日本の公的統計における産業分類を定めた総務省告示である。
と紹介されています。
簡単に言えば、日本に存在する業種を総務省が分かり易く区分したものと思っていただければ大丈夫でしょう。
また、この分類自体は定期的に改訂されており、現行の日本標準産業分類は平成25年10月に改訂されたものが最新となります。
日本標準産業分類で大別される業種
現行の日本標準産業分類では、下記の19業種を大分類として区分しています。
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農業、林業
耕種農業、畜産農業、農業・園芸サービス業、育林業 -
漁業
海面漁業、内水面漁業、水産養殖業 -
鉱業、採石業、砂利採取業
金属鉱業、石炭・亜炭鉱業、原油・天然ガス鉱業、砂・砂利・玉石採取業 他 -
建設業
総合工事業、職別工事業、設備工事業 -
製造業
食料品製造業、 飲料・たばこ・飼料製造業、繊維工業 他 -
電気、ガス、熱供給、水道業
電気業、ガス業、熱供給業、熱供給業 水道業 - 通信業、放送業、映像・音声・文字情報制作業、情報サービス業 他
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運輸業、郵便業
鉄道業、道路旅客運送業、道路貨物運送業、水運業 他 -
卸売業、小売業
各種商品卸売業、繊維・衣服等卸売業、飲食料品卸売業、鉱物・金属材料等卸売業 他 -
金融業、保険業
銀行業、協同組織金融業、クレジットカード業等非預金信用機関、商品先物取引業 他 -
不動産業、物品賃貸業
不動産取引業、不動産賃貸業・管理業、物品賃貸業 他 -
学術研究、専門技術サービス業
学術・開発研究機関、専門サービス業、広告業、技術サービス業 -
宿泊業、飲食サービス業
宿泊業、飲食店、持ち帰り・配達飲食サービス業 -
生活関連サービス業、娯楽業
洗濯・理容・美容・浴場業、その他の生活関連サービス業、娯楽業 -
教育、学習支援業
学校教育、その他の教育、学習支援業 -
医療、福祉
医療業、保健衛生、社会保険・社会福祉・介護事業 -
複合サービス事業
郵便局、協同組合(他に分類されないもの) -
サービス業(他に分類されないもの)
政治・経済・文化団体、宗教、廃棄物処理業、自動車整備業 他 -
公務(他に分類されるものを除く)
国家公務、地方公務
求人情報
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業種と職種の違いについて
業種と職種の意味って?
あなたは面接で
「これまで経験した業種や職種は何ですか?」
と問われたとき、きちんと理解して答えることができますか?
「業種」と「職種」。
一見似ているようで違うこの2つの言葉について、今日は解説しようと思います。
業種とは?
業種とは、会社や個人が営む事業における種類のことを指します。
日本標準産業分類では、「農業」、「漁業」、「鉱業」、「建設業」、「製造業」など、現在は19種類に大別されています。
面接で「経験した業種はなんですか?」と質問された際に、例えば、前職が建設会社の事務であれば「経験業種は建設業です。」といったように、所属していた企業の事業内容を答えましょう。
職種とは?
職種とは、仕事における種類のことを指します。
「営業」、「事務」、「販売」、「開発」、「設計」など、仕事の内容によって区分されています。
面接で「経験した職種は何ですか?」と問われた際に、例えば、前職が建設会社の事務であれば「経験職種は事務です。」といったように、自分が行っている仕事内容の種類を答えましょう。
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面接で好印象を与える方法(服装・髪型編)
面接での身だしなみのマナー
面接に社会人として清潔感のある身だしなみで臨むことは最低限のマナーです。
しかし、意外とその身だしなみについての正しいマナーを理解しているつもりで、誤解している人も多いのではないでしょうか?
今日は、服装や髪型など面接での正しい身だしなみについてご紹介します。
面接での身だしなみについて
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服装のマナー
面接の服装で重要なのは、「清潔感」と「フィット感」といわれています。
スーツは普通のシングルでジャストサイズのものを選び、面接前にクリーニングに出しておきましょう。
シャツやネクタイは明るめのカラーを選ぶことで清潔感を与えることができます。
靴は多少古くても、履きなれたものを選び、前日までに磨き上げて準備しておきましょう。また、先端が尖りすぎていないものが好ましいです。 -
髪型のマナー
業種や職種にもよりますが、転職の場合の髪型についてのマナーは「清潔感」さえ気をつけていれば、それほど神経質になる必要はないでしょう。
例えば髪の色でいえば、黒が無難と思われがちですが、毛量や髪質によっては、少しトーンを上げて明るさを出す方が好印象を与えます。ただし、明るすぎるとビジネスマナーを疑われるため、カラーリングのトーン調節には気をつけましょう。
※整髪料は種類によっては清潔感を損なうこともあるため、つけすぎないように注意が必要です。
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面接で好印象を与える方法(退室編)
面接室から退室時に注意すること
面接での質疑応答が終わると、緊張の糸がきれてしまいがちです。しかし室内から退室するまでは面接中だということを忘れてはいけません。
面接内容で好印象を与えても退室の際の挨拶やマナーがなっていない場合は、それだけで悪印象に変わってしまい、選考結果に影響を与える可能性があります。
今日は、後悔なく面接を締めくくるために、面接室から退室する際に注意すべき点についてご紹介します。
面接室から退室する時のポイント
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椅子から立って感謝のお礼!
面接官から面接終了の声掛けを聞いた後、椅子から立ち上がり、「本日はお忙しい中、貴重なお時間を割いて頂き、ありがとうございました」とお礼を伝えた後、45度の深いお辞儀をします。 -
ドアの前で退室前の一礼!
お辞儀の後ドアの手前まで移動し、ドアの前で面接官の方へ向き直って「失礼いたします」と一礼(30~45度の角度)しドアを開け退室します。お辞儀のあと、顔を上げた際に面接官とアイコンタクトをとると更にポイントアップに繋がるでしょう。
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面接で好印象を与える方法(会話編)
面接中の会話で好感度を上げるコツ
面接では、あなたの志望動機や自己PRを必ず質問されるでしょう。その時に履歴書や職務経歴書に書いた内容を丸暗記して話しても、それでは面接官に響きません!
今日は、その面接中の会話で、あなたのスキルや入社意欲などを100%伝え、面接官に好印象を残す方法をご紹介します。
会話の中で面接官にインパクトを与える3つのポイント
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開き直って、ありのままの自分を出す!
面接で企業が知りたいことは、書類で判断できないあなたの人間性や本音です。だから極度の緊張や、演技をしても、知りたいことが伝えられず逆効果になってしまいます。
緊張は誰でも少なからずしてしまうもの!
いい意味で開きなおり、面接の意図を理解して、素直にありのままの自分をアピールしましょう。 -
面接官の目をみて話をしっかり聞く!
会話はまず“聞くこと”から始まります。
「質問の途中で割って答えてくる」「質問した内容と見当違いな答えが返ってくる」というケースは、面接官からマイナスの印象をもたれてしまい好感度を下げる要因になります。面接官の目をしっかりみて話を最後まで聞き、簡潔にポイントを押さえた回答をしましょう。 -
キャリアプランを前面に出す!
自分がこれまで培ってきたスキルやキャリアから応募企業の理念に引かれる要因を具体的に伝え、入社してからあなた行っていきたい将来設計に重点を置いた話をしましょう。
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面接で好印象を与える方法(入室編)
転職面接で好印象を与える入室のポイントって?
誰もが面接で最初に行うことは、面接室への入室です。
実はその入室方法こそが、中途採用の面接では最も重要だと私は考えています!
今日は、その面接において最初にして最大のポイントになる入室時のコツをご紹介します。
入室時に好印象を与える3つのコツ
短い面接時間の中で、第一印象は重要なポイントになります。いくらキャリアやスキルが高くても、第一印象が悪ければ内定には繋がりにくいでしょう。
下記で紹介する3つのコツを実践し、 面接官に好印象を与えることが内定への近道になります!!
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ドアのノックは基本的に3回!
入室時には、ドアを軽く3回ノックして、室内の面接官から「どうぞ、お入りください」と促されたらドアを開けます。もしも返事がなかった場合は、再度3回ノックして少し待った後、「失礼いたします」と言ってドアを開けるようにしましょう。 -
ドアノブの位置と反対の手で開ける!
ノックの後、ドアを開けて入室します。
ドアの種類によって開け方は異なりますが、ドアノブの位置が左側の場合は右手で、右側の場合は左手で開けます。 認識としてはドアノブの位置と反対の手で開けることを心掛けると良いでしょう。
ドアを開けたら室中に入り、カバン等の持ち物がある場合は持ち替えて、ドアを開けた手と反対の手でドアを閉めるようにします。また、閉める時は面接官に背を向けてしまうと失礼に当たるため、完全に背を向けないように注意しましょう。 -
面接官への感謝の気持ちを持って挨拶!
まずは、面接官が自分のために時間を割いてくれることに感謝をし、入室したらドアの前で面接官を見て元気に「本日はよろしくお願いします」と深く一礼します。面接官に「どうぞ、お座りください」と促されてから「失礼いたします」と一言伝えて着席するようにしましょう。